台所を片づけるときは、牛乳パックは後回しが◎

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チーム旅猫

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小中高の3人の子どもたち、2匹の猫さんと暮らす、50代シンママひとりっ子です。アラナイ(around 90)の両親が最近施設に入ることで、実家のお片づけ問題が浮上。片づけを通して感じた発見や、自分サイズの暮らしについて、書いていきたいと思っています。趣味はアコーディオン。好きなものはコーヒーとチョコと猫。私の中に、いろいろな私がいて、みんなで私を支え合いながら暮らしているな…という思いから、「チーム」を名乗っています。よろしくお願いいたします^^

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はじめまして

はじめまして。チーム旅猫です。私は片付けのプロではありません。整理整頓も上手ではありません。学生時代は、定期テスト前になると部屋の片づけがしたくなり(現実逃避)、ますますとっ散らかった部屋を見回しては茫然としたものです。

私はひとりっこで、高齢の両親(80代後半父+90代前半母)がいます。さすがこんな娘の親と言うべきか、年齢に従ってと言うべきか、近所に住む両親の家(実家)のとっ散らかり具合もかなりなものです。70代後半で、母が完全に車椅子になって片づけができなくなり、その散らかり具合は加速しました。

実家を片づけたい(何しろ足の踏み場がなくなってゆくのです。しかし、両親はものを捨てることを極度に嫌がる性質(例えば賞味期限切れの食べ物とか、いるかいらないかの判断に迷う書類とか)があり、さらに、娘に片づけものをさせるのは申し訳ないという遠慮(プライド?)があるようで、「片づけようか?」の申し出はいつも断られ、手がつけられませんでした。

そんな両親が急きょ施設に入ることになり、実家が残されました。父は家を残したいと言い、たまに帰ってくるつもりもあるようです。私はゆっくりと片づけを始めました。片づけながら直面した「困った!」を解決したり、小さな発見を喜んだり、高齢の両親や自分自身に向き合ったりしていきたいと思っています。

まずは台所を攻略

とっ散らかった実家の部屋(マンションの一室。約60平米)の中で、台所は案外まともな場所でした。

理由1:何か月か前に冷蔵庫が壊れ、新調していた

→交換する際に、怪しげなお惣菜や食材などは一掃していた(謎の瓶詰類は除く)

理由2:両親が施設へ移る際、エアコンを消し忘れていた

→私が実家の片付けに初めて行ったのは転居の1週間後。寒いくらいの冷房がガンガン効いていたため、外に出ていた食材の腐敗などが避けられた(っぽい)。また、住んでいたときもエアコンは適度に使用していた

理由3:可燃物のゴミ出しは私の仕事だった

→週に2回のゴミ出しは、ここ数年、私の担当だったので、空いたペットボトルや空き缶、空き瓶をついでにリサイクルに回したり、ときどき冷蔵庫をのぞいて、イヤがられない程度の古いものはさりげなく処分していた

ゴミと言えば、使用済みのオムツは本当に重いですよね。わが家は車椅子の母が、もう何年もオムツの生活です。自力でトイレに行けない高齢の方も多いと思うのですが、自宅から使用済みのオムツをゴミ置き場まで持っていくのは、みなさんどうされているのでしょうか。調べてみると、「高齢者等ゴミ出し支援事業」というのがあるようです。

高齢者等ゴミ出し支援事業…ごみ出しが困難な一人暮らしの高齢者や障害者などの世帯から、地域のボランティアがごみを収集し、ごみステーションへ排出するもの

「高齢者 ゴミ出し支援」に、お住まいの地域を加えて検索すると、それぞれの地域での取り組みが出てきます(千葉市の場合は「高齢者等ゴミ出し支援事業 – 千葉市」)。支援を受けるにはいくつかの条件があるようですが、例えば私の住んでいる千葉では、条件に該当しない場合、千葉市シルバー人材センターでのワンコインサービスや、民間事業者や地域住民による生活支援を紹介しています。

私はたまたま事情で、5年ほど前から実家の近所に住んでいます。もし、今、高齢の両親がそばにいらして、ご自身に負担がないようでしたら、ゴミ出しを担当しておくと、のちのちラクかもしれません。やはり…食材の腐敗、発酵系は、なかなかツライものがありますので。

牛乳の空きパックを始めに処分したら、あとから困った話

台所(畳2枚を横に敷いたような、横長のスペース)に入って、まず目につくのは牛乳の空きパックでした。父は飲み終わった牛乳のパックを、なぜかガス台の上(実質、空きスペース)にピラミッドのごとく積み上げていたからです。

<strong><span class="has-normal-font-size">父</span></strong>

お母さんに火を使わせたくなかったんだよね。だからガス台はもうないよ、ということで物を置くスペースにしたんだよ

なるほど…
そもそも狭い台所に車椅子の入るスペースはないとは思うけど、ときどき母は「自分は歩けるし、昔のように家事ができる」と思ってしまう節があるからね…。まあ、物を置くスペースに牛乳の空きパックを置く必要があったかどうかはともかく、目に見えて片づいていくのが心地よく、どんどん片づけました。

牛乳のパックは、繊維の品質の高い素材から作られているそうです。だから積極的にリサイクルしたい容器のひとつなんですね。でも、正直に言います、ごめんなさい。父の積み上げていた空きパックは、洗っておらず、中をのぞくのが怖すぎて、たたんで燃えるゴミにしてしまいました。

後悔したのはこのあとで、ふと積み上げたパックの横を見ると、中途半端に残った油類が並んでいるではありませんか。そのほか、使いかけのドレッシングやソース類、柔軟剤など、時間が経ち過ぎて使えないし、流しに流せないものが、この家にはまだまだ残っていたのです! 流しに流せないけどそのまま捨てられないものを処分するときに活躍するのが牛乳パックですよね。 

ああ~パックを取っておけばよかった!

あのとき安易に捨てなければ、牛乳パック自体もちゃんと活用できたのに…と後日、何度も思うハメになったのでした。


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小中高の3人の子どもたち、2匹の猫さんと暮らす、50代シンママひとりっ子です。アラナイ(around 90)の両親が最近施設に入ることで、実家のお片づけ問題が浮上。片づけを通して感じた発見や、自分サイズの暮らしについて、書いていきたいと思っています。趣味はアコーディオン。好きなものはコーヒーとチョコと猫。私の中に、いろいろな私がいて、みんなで私を支え合いながら暮らしているな…という思いから、「チーム」を名乗っています。よろしくお願いいたします^^

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